桧山支庁、道南スギの間伐材を机の天板に利用

update 2004/5/22 15:13

 【江差】檜山支庁は、管内を代表する「道南スギ」の魅力を幅広く知ってもらおうと、庁舎内の執務机に、間伐材を利用した木製天板45枚を導入、来庁者にスギ独特のぬくもりや間伐材の有効利用をPRしている。

 木製天板は、道南スギの間伐で生じる木材を有効利用したもので、今金町の山一木材工業で加工した。厚さは約2・5センイ。大きさは用途に合わせてさまざまある。赤みを帯びたカラマツ材と比べ、道南スギは白いのが特徴で、表面には天然材らしく、美しい木目模様が浮き出ている。

 天板は、経済部林務課内のスチール製の執務机を中心に、来庁者が多く訪れる総務、会計、社会福祉課の申請や手続き、相談を受け付けるカウンターや支庁長室の受付に取り付けた。川原田英勝林務課長は「室内の雰囲気が明るくなった。机の上を整理してできるだけ木の地肌が見えるように心掛けています」と話している。

 管内産の道南スギは板や柱に加工し、全国各地に出荷しているが、地元での利用は低調。同課では「スギ材の利用や間伐材の有効利用が地元でも進めば」と、PR効果にも期待を寄せている。

提供 - 函館新聞社



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