コンベンション協会 函館で「観光」学んで
update 2004/5/20 10:04
函館国際観光コンベンション協会(沼崎弥太郎会長)は本年度、観光学を学ぶ学生や土方歳三ファンを対象とした招聘(しょうへい)事業を始めることを、19日の通常総会で明らかにした。首都圏のマスコミなど、従来の招聘事業にとどまらず、新たなニーズを掘り起こすのが狙い。
観光学を学ぶ学生の事業は今秋、2泊3日程度で実施、約6人を招く計画。テーマを定め、視察や体験実習などを行ってもらう。成果発表や地元関係者との意見交換の場を設ける。
土方ファンの招待も、秋に2泊3日で行う考えで、定員は10人程度。NHK大河ドラマの影響で脚光を浴びる土方を通し、函館をPRする戦略。インターネットでの公募を企画している。
さらに、函館市やJR北海道函館支社と連携し、東北でのプロモーションにも乗り出す。仙台や盛岡などにキャラバン隊を送り、きめ細かなPR活動を展開。東アジアへのトップセールスも昨年に続き行う予定で、各種誘致宣伝事業を強化する。
このほか、10月には「2004観光ホスピタリティ全道大会」が函館市内で開かれる見通しで、同大会を機に、市民のホスピタリティー(もてなしの心)を盛り上げる。
◇
通常総会では、観光功労者を表彰。五稜郭タワーに観光事業功績者賞が贈られたほか、14の団体、個人が受賞した。
その他の受賞者は次の通り。(敬称略)
▽観光事業功労者賞 河内孝夫(函館湯の川温泉旅館協同組合前理事長)▽同功績者賞 森幸子(檜山観光バス)▽同優良従業者賞 阿部政興(函館国際ホテル)、杉山洋(同)、清野千鶴子(魚長食品)、水谷内清司(函館エアポート商事)、三浦正人(同)、菊地強(五島軒)、稲垣久(同)、浦田幸三(函館タクシー)、渡辺マサ子(ホテルキクヤ)、野口憲二(アクアガーデンホテル函館)▽感謝状 シルクロードグループ
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。