第35回箱館五稜郭祭、維新行列盛大に
update 2004/5/17 10:03
第35回箱館五稜郭祭(同祭協賛会主催)は2日目の16日、開港当時や箱館戦争の様子を伝える「維新行列」が盛大に行われた。あいにくの雨模様で音楽パレードが中止となったが、ペリーが乗る船「サスケハナ号」や突撃パフォーマンスに大勢の市民や観光客が詰め掛けた。
維新行列は午後1時、号砲を合図に中島町の中島廉売を出発。総人員の半数を占める音楽パレードが中止のため、昨年の約半数の500人が五稜郭公園まで、約3キロの道のりを練り歩いた。
毎年、開城までのパフォーマンスをする行啓通りには、早くから多くの市民らが訪れ、いまや遅しと到着を待ち構えた。陣羽織や軍服に身を包んだ榎本軍と官軍が二手に分かれ、大砲を合図に開戦。鉄砲隊の撃ち合いや突撃の迫力に、観衆の目はくぎ付けになった。
五稜郭公園到着後は開城セレモニーが行われた。同祭の中野豊実行委員長は「大勢の参加者が全国の土方歳三ゆかりの地から集まるなど、35年の節目を盛大に開催できた」とあいさつ。鏡開きで幕を閉じた。
提供 - 函館新聞社
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