あす新選組サミット 本番に向け寸劇の練習に熱
update 2004/5/13 10:09
14日に函館ハーバービューホテルなどで開かれる「第2回新選組サミットin函館大会」(阿相博志大会長)の準備が着々と進んでいる。午後1時15分から函館千代田小学校で、同小の4―6年生を対象に出前授業を行い、実行委のメンバーが寸劇を披露する。出演者は仕事帰りに集まってけいこに励んでおり、「新選組の魅力、歴史の楽しさが子どもたちに伝われば」と張り切っている。
寸劇は約25分で、土方歳三の人間像に迫りながら、新選組の誕生から終えんまでの出来事を分かりやすく伝える物語に仕上がっている。一般的な「敗者の美学」「悲劇のヒーロー」としてとらえられている土方像ではなく、シナリオを担当した島英明さんは「局長の近藤勇と知り合い人間として成長していく姿や、そこで芽生えた友情、夢をテーマにした内容です」と話す。
同小ではまた、登別伊達時代村の役者たちを招き、ステージで、新選組の志士にふんして立ち回りを披露するほか、クイズや交流も行われる。
サミットは、午後5時から同ホテルで開催。道南や道外ゆかりの地で活動する同好会員、関係者ら20数人が出席する。「新選組を題材としたゆかりの地の交流と今後の活動」のテーマで討論し、史実の検証や、新選組を題材にしたまちおこしの可能性を探る。
討論後、東京・土方歳三資料館館長、土方陽子さんと函館市史編さん室参事、紺野哲也さんが記念講演するほか、午後7時15分からはファンの集いを開く。
記念講演の入場は無料。ファンの集いは会費3000円(定員150人)。問い合わせは実行委事務局長の加藤道夫さんTEL56・6200。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。