松前 中・遅咲きのサクラが見ごろ
update 2004/5/13 10:09
【松前】第57回松前さくらまつり(松前観光協会主催)のメーン会場・松前公園では、色彩豊かな中・遅咲きのサクラが見ごろを迎え、訪れる花見客を楽しませている。
中咲きのサクラは、大型連休明けにかけて満開を迎えた。公園内では、白色の雨宿(アマヤドリ)や黄緑色の鬱金(ウコン)、濃い紅色の糸括(イトククリ)など色彩豊かなに咲き誇っている。白色、八重の花が特徴で、国内最大級の大木で知られる、北東石垣の「雨宿(アマヤドリ)」も満開を迎えた。
公園内にある阿吽(あうん)寺。ひっそりと静まりかえったした境内は、糸括と鬱金が花盛り。早咲きのソメイヨシノや南殿(ナデン)の花びらが静かに散り落ち、地面を淡いピンク色に染めている。
大阪から観光ツアーで訪れた主婦(58)は「いろいろなサクラを見ることができて良かった。大阪、松前と1年に二度も花見を楽しめるなんて幸せですね」と、笑顔で話していた。
同まつりは16日まで。同日は午前11児時から観桜もちつき大会が開かれる。まつり終了後も、20日前後にかけて、一葉(イチヨウ、淡紅)、関山(カンザン、濃紅)、普賢象(フゲンゾウ、淡紅)といった、遅咲きのサクラが見ごろを迎えるという。問い合わせは同まつり本部TEL01394・2・3100(午前9時―午後5時、16日まで)へ。
提供 - 函館新聞社
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