全消協研修会 420人参加し函館で開催
update 2004/5/13 10:08
全国消防職員協議会(全消協、米田普会長)の第33回研修集会が12日、3日間の日程で函館市湯川町1の花びしホテルで始まった。初日は基調講演などが行われ、全国から参加した職員らが、現在の消防行政が抱える課題などについて認識を深めた。
同協議会は、各地の消防職員でつくる団体で毎年度、研修集会を開いている。函館での開催は初めてで、約420人が参加。開会に当たり、市消防の米田会長は「市町村合併の進展など、消防が大きな転換期を迎えている。これらの状況を踏まえながら、今後も労働状況全般の改善に努力していこう」とあいさつした。
基調講演では森井利和弁護士(東京)が「消防職員の無賃金拘束時間について」と題し、問題点などを指摘した。森井弁護士は警備会社職員の裁判事例などを紹介。その上で、仮眠時間の取り扱いや、時間外手当の支払い要件などの調査・改善を、今後の課題として挙げた。
13日は「組織強化と自主組織づくり運動」などをテーマに、5分科会を開き、14日に分科会の報告や質疑応答を行い、閉会する。
提供 - 函館新聞社
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