函館大学が来年度から英語国際ビジネス学科設置へ
update 2004/5/11 09:56
函館大学(小笠原愈学長)は10日、2005年度から商学部に英語国際ビジネス学科(仮称)を新設すると発表した。商学を基本に、近年、力を入れている英語教育をさらに充実させる。今年4月からスタートした「教職教育センター」と併せ、小笠原学長は「時代のニーズに即した手厚い教育をするために、商学部を進展させた」と話している。
新学科の設置で同大は1学部1学科(商学部商学科)から1学部2学科となる。新学科の定員は50人、商学科は150人で、全体の定員は本年度と変わらない。
新学科は「生きて働く英語」「使える英語」の教育を目的として商学科の国際ビジネスコミュニケーション専攻塾を発展させた。英語コースと国際ビジネスコースの2コース制を採用し、学生はどちらかを選択する。
英語コースは、英検準1級取得、TOEIC800点以上を目標とするほか、中学・高校の英語教員免許の取得、小学校英語指導者認証資格取得を目指す。国際ビジネスコースは、企業で生かせる英語能力や国際交流に必要な教養を身に付ける。
新学科設置に伴い、商学部の専攻塾は、新たに企業家養成と福祉ビジネスを加え、従来の会計、IT、ビジネス・アスリートと合わせ5専攻塾とする。また、これまでのコース制に代わり、教養・専門ゼミを中心とした教育システムも導入する。
新学科は、同大の母体となる野又学園の理事会を経て、文部科学省に届出され、7月下旬から8月上旬にかけて正式に決定する見通しとなっている。
提供 - 函館新聞社
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