鈴木宗男氏が参院選道選挙区に無所属で出馬表明

update 2004/5/11 09:55

 【札幌】受託収賄など4つの罪に問われ公判中の鈴木宗男前衆院議員(56)は10日、札幌市中央区の札幌プリンスホテルで記者会見し、7月の参院選道選挙区(改選2)について「沈んだ経済情勢を多くの道民が非常に心配している。参院選に打って出て、身近な政治に取り組み、元気が出る北海道にしたい」と、無所属で出馬する意向を表明した。

 鈴木前議員は会見前に同ホテルで行われた「ムネオ再起働セミナー」で演説。野中広務元自民党幹事長、盟友で歌手の松山千春さんからの激励を踏まえ、「野中さんは地方から反乱を起こそうと言われた。松山さんは衆院選まで待てないと話した。皆さんのお許しをいただけるならば参院選に打って出たい」と強調し、約2000人(主催者発表)の出席者から大きな拍手を受けた。

 また、「初当選した昭和58(1983)年の総選挙を思い起こし、原点に返って戦いたい。マイナスからのスタートだが、男のメークドラマを展開したい。私と一緒に新しい歴史のひとこまをつくろう。北海道に生まれて良かったと思えるよう、かけがえのないふるさとにしたい」と語った。

 公判中の出馬で各党から予想される批判について「法律の専門家も最終判決が示された段階で判断すべきことだと言っている。私自身、やましいことをしたとは思っていない」と説明。政策に関しては厳しい道内経済に対応した予算措置や雇用確保の必要性などを挙げた。選挙事務所は札幌市内に置く予定。

提供 - 函館新聞社



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