核家族化進む、人口減も世帯数は増

update 2004/5/10 10:22

 函館市は人口減が続く一方で、世帯数は増加し続けている事が、市の住民基本台帳の統計で分かった。1994年から2004年までの10年間で、同市の人口は1万9500人(6%)減少したが、世帯数は8200戸(7%)増加しており、核家族化が進んでいる現状が浮かび上がったといえる。

 統計は各年度末のデータ。函館の94年の人口は30万800人、世帯数は12万3300件だったが、04年には人口28万1300人、世帯数13万1500戸となった。

 世帯数は「平成」に入ってから平均で年800戸増加しており、03年には13万戸を突破。特に03年1300戸増、04年1000戸増と、近年の増加が目立っている。

 これに対し、人口は少子高齢化の影響などで、約20年、減少を続けている。同期間では年間1900人ペースで減り続けており、97年の3200人減が最高だった。

 男女別では、85年は男15万1200人(47%)、女16万7800人(53%)、94年は男13万9500人(46%)、女16万1300人(54%)、04年は男12万9300人(同)、女15万2000人(同)。女性が多い傾向はここ20年変わっておらず、男女比もほぼ変化していない。

 ※人口、世帯数は100未満切り捨て、パーセントは小数点以下を四捨五入

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです