子供ら着飾り「花まつり」
update 2004/5/10 10:22
函館市仏教会(平等明信会長)は9日、五稜郭公園で「花まつり」を開いた。観光客や花見客らでにぎわう中、色鮮やかな衣装を身に着けた子どもらが、釈迦(しゃか)の誕生を祝った。
一般には、釈迦の誕生日とされる4月8日に開催されるが、函館市では寒さが緩むこの時期に行っている。
この日は、仏教保育協会に加盟する幼稚園などの園児約150人とその両親、一般市民など約2000人が参加。平等会長は「花まつりを通して、信心を深めてほしい」とあいさつした。
釈迦が生まれた際、空から甘い雨が降ってきたとの言い伝えに倣い、誕生仏として用意した花で飾り付けした御堂に、甘茶を振りかける灌仏(かんぶつ)を行ったほか、歌や遊戯などで祝った。
行啓通りなど繁華街で、パレードも開催。白象に乗った釈迦の像とともに、金色の天冠や淡い紫色のはかまなど、美しく着飾った子どもたちが、元気良く練り歩いた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。