「たにふじ栽華園」直売開始から10年

update 2004/5/9 19:26

 函館市豊原町で花を生産している「たにふじ栽華園」が直売を始めて10年がたった。品質の良さなどが口コミで広まり、今では土日ともなると、大勢の市民らが訪れる。代表の谷藤秀幸さん(36)は「これからも元気な花を作り、お客さんに喜んでもらいたい」と張り切っている。

 谷藤さんは、青森の花き生産農家に、住み込みで4年間勉強したのち、1990年に独立。少しずつ規模を拡大し、現在では、ビニールハウス5棟(計1200平方メートル)で生産、販売するまでになった。

 デルフィニュームなど、通常は切り花で売られる花も鉢で売っており、「自宅の庭に植えて楽しめる」と好評。また、生産時には温度を低めに設定して、風と陽光によく当てるなど、丈夫な花を作っており、顧客の信頼も厚い。

 「直売をしていると、お客さんの顔が見えるので、悪い花は出せないと、いつも初心に戻れる」と谷藤さん。「お客さんが年々増えているのがうれしい」と笑顔を見せ、花の生産に変わらぬ情熱を注いでいる。

 直売所は豊原町105の1で、函館シーサイドカントリークラブの手前のビニールハウス内。営業時間は午前9時から午後5時で、不定休。問い合わせは同直売所TEL58・3618。

提供 - 函館新聞社



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