JRA50周年記念イベント 勇ましい甲冑競馬披露
update 2004/5/9 19:25
JRA函館競馬場で8日、福島県の相馬地方に伝わる国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追(そうまのまおい)」の甲冑(かっちゅう)競馬が披露され、鎧(よろい)武者を乗せた馬が、勇猛果敢にダートコースを駆け抜けた。
平将門が放牧した野馬を敵兵に見立てて追い、戦術を磨いたとされる戦国時代の軍事訓練を再現した伝統行事。この日は同競馬場で開かれた日本中央競馬会創立50周年記念イベントの一環として行われた。
白い鉢巻きによろいかぶとを身に付けた8人の武者が、旗指し物をなびかせながら疾走。第4コーナーからゴール前の直線にかけての迫力ある走りに、観客は戦国時代にタイムスリップしたような感覚で、すっかり目を奪われていた。
イベントは9日も開かれ、甲冑競馬は午前11時50分から披露されるほか、南部駒踊りなど多彩な催しが予定されている。
提供 - 函館新聞社
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