GWまとめ、各施設にぎわう

update 2004/5/7 10:08

 ゴールデンウイーク期間中(4月29―5月5日)の道南地方は、3、4日が雨模様となった以外は好天に恵まれ、比較的穏やかな1週間となった。行楽地は観光客や花見客らでにぎわいをみせたほか、娯楽施設も盛況で、多くの人が楽しい休日を過ごしたようだ。

 五稜郭公園では、満開となったサクラを見ようと、2日の約4万5000人を最高に、期間中に約12万人が訪れた。これに合わせて五稜郭タワーの来場者も約3万1000人と好調な入り込みを見せた。

 もう一つのサクラの名所、函館公園は、約4万5000人の人出があり、園内の「こどものくに」には、約2万5000人が入場した。

 開幕を1週間早め、4月24日に開幕した松前さくらまつりは、雨にたたられながらも18万1000人が訪れ、昨年とほぼ横ばいの入り込み。七飯町大沼の遊覧船利用客は昨年よりやや減少したという。

 昨年オープンした道南四季の杜公園では、親子連れなどを中心に、約2万人が自然を満喫しながらバーベキューを楽しんだ。

 市内の主な観光施設は、大河ドラマのブームに乗って、哀愁テーマパーク「土方・啄木浪漫館」が1日からの5日間で5000人以上が訪れる好調ぶり。そのほか西部地区の各施設も大勢の観光客でにぎわった。

 映画館は、函館東宝会館で立ち見が出たほか、各館も入場者数を伸ばし、ボウリング場やカラオケボックスなども連日、多くの人で混み合った。

 JR北海道の道内各列車も、長期休暇を取りやすい曜日配置のため、大幅な利用増となった。本州、函館、旭川、釧路の各方面、主要4路線では、27万3700人と前年比24%増となった。方面別では、東室蘭―苫小牧間の函館方面で7万3700人、22%増となったほか、本州方面への海峡線は6万4500人と、前年の4万3600人を48%も上回った。

 事件・事故は、1日に長万部町で大型観光バスが横転し1人が死亡。このほか期間中、市内で花見をしていた2人が救急車で病院に搬送された。

提供 - 函館新聞社



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