松前さくらまつり〜見ごろ迎え花見客で盛況
update 2004/5/4 12:47
【松前】第57回松前さくらまつり(松前観光協会主催)のメーン会場・松前公園では、早咲きのサクラが見ごろを迎え、連日大勢の花見客でにぎわっている。
3日は小雨が降るあいにくの空模様だったが、道内随一のサクラの名所を一目見ようと、午前中から大勢の花見客が詰め掛けた。同協会によると、松前城を中心にソメイヨシノや南殿(ナデン)など早咲きのサクラは、大型連休前半の好天に促されほぼ満開の状態。帯広市から、初めて松前を訪れた女性(55)は「素晴らしいの一言。来て良かったですね」と感激した様子で話していた。
城内にある光善寺境内では「松前三大桜」のひとつで、樹齢約300年といわれる、南殿の古木「血脈(けちみゃく)桜」が満開。横向きに広がった見事な枝ぶりで、鮮やかな紅色の花が、訪れる花見客を楽しませていた。
中咲き、遅咲きの品種は、例年に比べて開花がやや遅れ気味。白色、八重の花が特徴で、国内最大級の大木で知られる、北東石垣の「雨宿(アマヤドリ)」は、つぼみがほころびはじめ、連休後半から今週末にかけて見ごろを迎えそうだ。
同まつりは16日まで。4日午前11時からは同公園内でみこし渡御が行われる。9日には芸能発表会(午前10時)や観桜カラオケ大会(正午)、松前仏教会主催の花まつり稚児行列(午後1時半)など、連休明けにも多彩なイベントが催される。問い合わせは同まつり本部TEL01394・2・3100(午前9時―午後5時まで)へ。
提供 - 函館新聞社
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