松前藩屋敷で職人芸披露
update 2004/5/4 12:47
【松前】江戸時代の伝統的な街並みを再現した「松前藩屋敷」(松前町西館)では、松前さくらまつり(松前観光協会主催。16日まで)の期間中、町内に伝わる浜石細工や和だこ作り、わら細工など、昔懐かしい職人芸の実演と作業体験が行われ、訪れる観光客を楽しませている。
町内の海岸に流れ着いたきれいな小石や貝殻などを飾り付ける「浜石細工」は、主婦や子どもたちに人気。町内の二本柳五郎さんが講師を務め、丁寧に指導してくれる。材料費は150円。製作した浜細工は持ち帰ることができる。
和だこ作りは、竹田悦夫さんが製作技術をマンツーマンで教えてくれる。松前城など、町内の風景をあしらった和だこの完成品も販売している。札幌市から夫と共に訪れた主婦(56)は「昔を思い出させてくれます。サクラの花もきれいで良い思い出になりました」と、笑顔で話していた。
藩屋敷内では、昔懐かしいお菓子の「どんきみ」や手焼きせんべいの実演販売のほか、かわいらしい飾りを作る、わら細工の実演、桜の押し花を使ったしおりの製作体験、武者よろいの着付体験(300―800円)も行っている。入場料は大人350円、小、中学生230円。問い合わせはTEL01394・3・2439へ。
提供 - 函館新聞社
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