「市青少年体験活動推進協」今月にも立ち上げへ
update 2004/5/2 13:57
函館市は、青少年の奉仕活動などを支援する目的で、関係団体の相互の連携を強化する、「市青少年体験活動推進協議会」を今月にも立ち上げる。合わせて、市役所内に「市青少年体験活動ボランティア活動支援センター」を設け、ボランティアの指導などを行うコーディネーターを置き、体験活動、奉仕活動を通して、子供たちの健全育成を図る。
国の「地域と学校が連携協力した奉仕活動・体験活動推進事業」の一環として、道から約50万円の委託料を受けて実施する。本年度限りの事業だが、市ではこれをきっかけに、スムーズな、ボランティア支援体制の基礎を作り、ボランティア活動を根付かせたい考え。
協議会は、学校、福祉、町会などの関係者8人程度で構成。具体的な連携協力の在り方などについて話し合うことにしており、指針となるような具体案が示されるものとみられる。
一方、センターでは、各団体の橋渡し役を務めるコーディネーターを1人配置。児童や生徒でもできるボランティアを探している学校に、参加者募集の情報提供を行うなどする。人選はこれからだが、活動のPR、情報発信、必要となる調査活動などの業務がこなせる人材が担う予定。
市では協議会とセンターについて、子どもたちが夏期休暇中にボランティア活動をできるよう、「5月中にスタートさせ、夏期休暇前の本格稼動を実現したい」としている。また、来年度以降もボランティアに関して、何らかの支援を続けていくことにしており、地域の理解と協力を呼び掛けている。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。