木立泰史さんが初の写真展開催
update 2004/5/2 13:55
アメリカカリフォルニア州サンダーバーバラの名門、ブルックス写真大学に在学中の木立泰史さん(25)=キダチ写真館常務=が4日まで、函館市市元町のギャラリー807で、初の写真展「ファーストインプレッション」(第1印象)を開いている。ニューヨーク、ロサンゼルスといった都市などで撮影したコマーシャル写真やファッション写真など35点を展示。同大学で体得した技術やセンスを存分に発揮している。
工場の跡地でアルミホイル製のドレスを着た女性を撮影した作品は、基本コンセプトとしている「シンプルで興味の沸く写真」の中でも会心作の1枚。
また、昔、インディアンの居住区だった場所に最先端のファッションスタイルで身にまとった女性を立たせた写真は、古さと新さのコントラストを表現している。
「自然は人の手が加わっていない美しさがあるのに対し、都会は人の手が加わった美しさがある」と木立さん。街並みの一コマをモデルの女性と絡めたり、独特の構図でとらえたりしながら木立さんのファーストインプレッションを表現している。
どの作品も無題で、木立さんは「見る人が自分なりの第一印象を持っていただければ」と話している。
木立さんは同大学を6月に卒業。卒業記念としてサンターバーバラでも同様の作品展を開く予定で、卒業後函館に戻り、同写真で仕事に就きながらファッションやコマーシャルの写真にも意欲的に取り組むつもりだ。
提供 - 函館新聞社
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