郵便局員が郵便物を隠す
update 2004/5/1 12:44
郵便物を配達せず、自宅などに隠していたとして、日本郵政公社函館監査室は4月30日、鹿部町に住む南茅部郵便局(坂本邦行局長)の外務員の男(24)を懲戒免職にしたと発表した。同監察室は近く、郵便法違反(郵便物の隠匿)の疑いで、男を書類送検する。郵便局員による郵便物の隠匿が発覚したのは、道南では今回が初めて。
調べによると、男は1998年12月ごろから、今年4月24日ごろまで、郵便物の一部を配達せず、自宅や自家用車の中に隠していた疑い。郵便物は1万85通あり、ダイレクトメールが大半を占めていた。
4月に入り、町内の住民から郵便物が届かないとの連絡が同局に相次ぎ、坂本局長らが事情を聞いたが、男は「記憶にない」などと答えたという。局長らが未配達の地域を調査し、その様子を男が目撃、発覚を覚悟し同28日、副局長へ「郵便物は自宅などに隠している」などと電話した。
同監査室の調べに対し、男は「冬季の配達が大変なので隠し始めた」などと話しているという。
提供 - 函館新聞社
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