朝市など多彩なイベント 江差いにしえ街道

update 2004/5/1 12:43

 江差町歴まち商店街協同組合(室谷元男理事長)が運営する、第1回「江差朝市・新鮮組」が2、3日の両日、同町姥神町の「いにしえ街道姥神広場」で開かれる。2日には、歴史的景観の整備が進む「いにしえ街道」を舞台に「第12回春のいにしえ夢開道(ゆめかいどう)」(同実行委主催)も開幕。2日間にわたり、野外劇や職人芸の実演など、多彩なイベントを繰り広げる。

 朝市は両日とも、午前7時から正午まで。新はこだて農協、ひやま漁協、江差青果卸売市場、江差鮮魚仲買人組合など、生産者・流通関連団体が協力し、約15店舗が出店する。檜山管内で生産、加工された新鮮な農畜産物、海産物を手ごろな価格で提供する。

 朝市のスタートを記念して、先着200人にタマゴ(2日)、無農薬レタス(3日)を無料プレゼントする。朝市は7月25日まで毎週土・日曜日に開かれる予定だ。

 「いにしえ夢開道」では、箱館戦争当時の激戦を再現する、野外劇「江差幕末物語」を2日正午から江差町会所前、午後2時から開陽丸研修センター前で上演する。地域住民らが新政府軍、幕府軍に分かれて熱演する。

 街道沿いでは、陶芸展やあい染め、桐(きり)細工など職人芸の実演展示、青空自由市、ビンゴ大会などのイベントのほか、町会所野外ステージでは、ポップス、民謡などを披露する「夢作ライブ」も催される。2日午後1時から、有志バンドによるステージ、3日午前11時40分から、第41回江差追分全国大会で優勝した寺島絵里佳さんらが出演する「江差追分と民謡ショー」が行われる。 

提供 - 函館新聞社



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