水族館建設基本構想策定委初会合
update 2004/4/27 10:08
函館市水族館建設基本構想策定委員会の初会合が26日、市役所で開かれた。市が「緑の島」に建設を予定する水族館について、「社会教育」と「レジャー」という2つの側面をどう両立させるかなど、白熱した議論が行われた。
市は、社会教育的施設とする一方、「家族連れで楽しめるレジャー施設が他都市と比較して不足している」として、レジャー面での充実も示唆。「海洋科学館としての機能も持たせたい」「合併記念事業として位置づけたい」との意向も示した。
また、社会教育的施設として1年目から赤字を予定し、コスト削減のため公設民営方式を取ると説明。一部の委員からは、「民営で社会教育を充実させられるのか」「民営ならば黒字を目指すべきでは」といった意見が出され、検討すべき方向性について話し合われた。
会長には、北大大学院水産科学研究科の桜井泰憲教授を、副会長に函館商工会議所の二本柳慶一議員を互選した。同委員会では、アンケート調査や先進地調査のほか、全7回の会合で11月までに基本構想を決定する。
提供 - 函館新聞社
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