くじらフェスティバル2万人超す人出

update 2004/4/26 11:52

 鯨類捕鯨調査団の初来函歓迎イベント「くじらフェスティバルin函館」(日本鯨類研究会、共同船舶など主催)最終日は25日、前日の9500人を上回る1万2500人が来場。会場の函館西ふ頭は、捕鯨船を一目見ようと足を運んだ市民や観光客で終日、ごった返した。24、25両日の入場者は、延べ2万2000人で予想の2万人を突破。盛況のまま閉幕した。

 この日は、調査母船「日新丸」(7638トン)と目視採集船「第二勇新丸」が、前日に引き続き一般公開され、長蛇の列。弁天町会有志によるパレードのほか、YOSAKOIソーラン踊りの市民チームが演舞を披露した。

 また、前日大好評だったクジラ汁も無料で提供。振る舞われたクジラ汁は、前日と同じ2000杯で、今となっては珍しくなった鯨肉に舌鼓を打った。

 調査団は26日午前、船の整備のため広島県因島に向けて出港、函館港を後にする。

提供 - 函館新聞社



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