SL函館大沼号運行を開始
update 2004/4/25 17:22
駒ケ岳山ろくを周遊するJR北海道の蒸気機関車「SL函館大沼号」が24日、今シーズンの運行を開始した。時折、小雨が降るあいにくの天気だったが、初列車にはぼぼ満席となる213人が乗車。車窓に広がる大沼の雄大な自然を楽しんだ。
SL函館大沼号は、函館―大沼公園―鹿部などを約5時間掛けて巡る臨時列車。今シーズンで4年目を迎える。運行8月22日までで、昨年より3日短い47日間。運賃は函館―森間片道1700円で、全席指定。
この日は、函館駅で、午前9時48分の出発に先立ちセレモニーが開かれたほか、大沼駅で、珍しい記念入場券や乗車券など数百点を展示。訪れる人の目を楽しませていた。
また、大沼湖畔のある撮影スポットでは、例年通り数人の鉄道ファンが通過1時間前の午前9時半ごろから、カメラを構えスタンバイ。だが、通過時に手前の線路を貨物列車が走り、SLを隠してしまったため、シャッターチャンスがふいに。一同あぜんとするひとこまもあった。
提供 - 函館新聞社
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