サクラ開花最終予想 函館と江差は２７日

update 2004/4/22 10:02

　札幌管区気象台は２１日、北海道地方のサクラの開花の最終予想を発表、函館と江差のソメイヨシノの開花を前回（１４日）発表より１日遅い２７日とした。道内各地点の開花日は、平年並みか平年より早くなるという見込み自体は変わらないが、４月下旬の予想気温が平年並みか平年より低く推移するとみられることから修正した。函館、江差は平年より６日早い開花となる。

　道内では全体的に前回予想より１、２日遅くなっており、１日遅くなった地点は函館、江差のほか４カ所。２日遅くなった地点は札幌（ソメイヨシノ、５月４日）旭川（エゾヤマザクラ、同７日）など６カ所。サクラ前線の終点とされる根室（チシマザクラ）は同１９日で１日遅くなった。帯広（エゾヤマザクラ、同６日）など３カ所は前回発表と同じ。

　五稜郭公園にある函館の標準木は開花まであと６日ほどあるが、街中では一足早く開花しているサクラも。

　道立函館美術館の駐車場のオオヤマザクラも２１日までにつぼみを開き、ピンク色が際立つ花姿で通りすがりの市民や観光客の目を楽しませている。

提供 - 函館新聞社

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