来航１５０年迎え、５月１７日に「ペリー広場」で記念式典

update 2004/4/22 10:02

　函館日米協会（野田義成会長）は２１日、函館国際ホテル（函館市大手町）で総会を開き、本年度の事業計画を決めた。ペリー来航から１５０周年を迎え、５月１７日に「ペリー来航１５０周年記念祭」として、ペリー像が建つ函館市弥生町２の旧函病跡地で記念式典を行うほか、函館市民会館で米国空軍音楽隊コンサートを開催する。このほかにも記念事業を展開する予定で、盛り上げを図っていく。

　記念祭は、ペリーが函館に上陸した日に合わせて実施する。午前中は外国人墓地で墓前祭の後、旧函病跡地のペリー像前で記念式典を行う。式典では跡地の愛称を「ペリー広場」と名付け看板を設置。ラッパ吹奏や祝砲を上げる。午後からは、函館国際ホテルで祝賀会を開く。

　また、同日午後６時半からは、函館市と同協会が組織する実行委が主催する米国空軍音楽隊コンサートを函館市民会館で開催。ロックグループやサックス演奏などで広く市民にアピールする。

　このほか、記念祭前日１６日は、箱館五稜郭祭パレードに参加。７月３０日から８月１日の第２３回ジュニア・ヨット大会、同月４日の函館港まつり「函館ミュージック・ハイ」などの催しにも後援、協力していく。

　野田会長は「それぞれ評価があるが、ペリー来航が今日の函館の元になったと考えている。イベントに会員の協力をいただきたい」と話している。

　ペリー来航１５０周年を記念しては、市立函館博物館でも６月２９日から８月２２日まで特別展開催を決定。市では別の催しも行うことにしており、今年はペリーを感じる機会が増えそうだ。

提供 - 函館新聞社

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