劇団自由飛行館 5月22・23日「お勝手の姫」公演
update 2004/4/22 10:00
劇団自由飛行館(みのゆづる代表)の第40回公演が5月22、23の両日、函館市末広町14の金森ホールで開かれる。今回は小川未玲さん原作の「お勝手の姫」を上演。古ぼけたレストランで交わされる2組の客、年老いた店主たちが繰り出す会話のやりとりが見どころの芝居。本番まで1カ月となり、団員たちのけいこも次第に熱を帯びている。
同劇団が1983年の結成以来、春と秋の年2回行っている公演。今回上演する「お勝手の姫」は、生活に生きがいをなくした主人公の女性と大学教授の夫が、レストランへ行き、そこでお見合い中の男女と同席することになる。その中でユーモラスな会話が繰り広げられ、物語は進行していくが、芝居の中で「他人を思いやることの大切さ」を訴えている。
卓上での会話のやりとりが芝居の中心で、出演者の動きが少ない分、セリフのやりとりが芝居の生命線。みの代表は「登場人物はいずれも個性的でいかに役作りできるかが舞台の成功のカギになる。飽きがこない芝居に仕上げていきたい」と話す。
主人公の夫を演じる森井啓文さんは「これまでの役者人生を問われているような芝居」と演技に磨きをかけている。
5月13日には、会場となる金森ホールで最終リハーサル。団員たちは本番に向けて役作りに励んでいる。
22日の公演は午後7時から、23日は午後2時からと午後6時から開演する。 チケットは一般1300円(当日1500円)、学生800円(同1000円)、小学生以下300円(同400円)。松柏堂プレイガイドで発売中。問い合わせは同劇団事務所(竹内さん方)TEL65・8891。
提供 - 函館新聞社
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