はこだて生活産業創出研究会21日に発足
update 2004/4/21 10:01
生活産業創出協議会(本部・札幌市)の道南の賛助会員らは21日、二本柳慶一建築研究所の二本柳代表を発起人に、函館への定住促進を目指した「はこだて生活産業創出研究会」を発足する。25社で定期的に会議を実施。同協議会の実験結果や報告を参考に、道南に合った新しい産業や事業の創出を目指す。同協議会の地域展開は初めて。
協議会は、政府の530万人雇用創出計画の中核である、生活に密着した産業をつくることを目的に、昨年7月に発足。昨年11月から約2ヶ月間、函館でもジャンボタクシーを使った相乗りサービスの実証実験を行った。
研究会は、「道南圏への定住促進」を最終目標に据え、定住に必要な事業のビジネスモデルを考える。首都圏や関西の定年者をターゲットに、環境や設備などの面で、必要とされる産業を立ち上げる。
具体的な活動は、協議会の発表などを道南の視点に合わせて再議論。結果を、月1回以上行う全体の会議で検討し、事業の拡大や立ち上げを実行する。
協議会は、「函館の動きは活発で期待している。他地域でも、函館の動きを聞き、同様の組織の立ち上げに前向きな地域もある」としている。
提供 - 函館新聞社
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