道新幹線期成会総会 「新青森−新函館」明示を要請

update 2004/4/20 10:01

 北海道新幹線建設促進道南地方期成会(会長・高野洋蔵函館商工会議所会頭)は19日、函館市大手町の函館国際ホテルで、本年度の総会を開いた。与党が2005年度に道新幹線の着工方針を固めており、6月にも政府が着工区間を示す見通しであることから、6月までを最大のヤマ場と位置づけ、整備区間に新青森―新函館を明示してもらえるよう、引き続き要請していくことを確認した。

 渡島、檜山管内の24市町村の首長をはじめ、商工・観光団体の代表ら約50人が出席。高野会長は「要請活動を中心とした取り組みを最大限に展開し、道南地方34年の悲願達成を確実なものにしたい」とあいさつ。

 来賓の金田誠一衆院議員(民主党)は「2025―29年度の5年分(現行の建設費は年間2000億円規模)の建設予算が前倒しできるかどうかにかかっている。着工区間については現在、与党内で検討を進めており、5月の連休明けには結論が出る予定。その後、政府は6月までに結論を出すという状況にある」と述べた。

 続いて、5月17日に札幌で開催予定の北海道新幹線建設促進期成会(会長・高橋はるみ道知事)総会と総決起大会に参加するなど、要請、陳情活動を強化することなどを決めた。

提供 - 函館新聞社



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