29日からHAC丘珠便が1日2往復に

update 2004/4/20 10:01

 道内コミューター路線を運航する北海道エアシステム(HAC、本社・千歳市)は29日から、函館―丘珠(札幌)線を1日1往復増やし、2往復体制にする。昨年8月、2往復で就航したが、丘珠空港の冬場の発着枠の関係で、同11月1日から4月28日まで1往復に減便しており、半年ぶりに1日2往復運航となる。

 新ダイヤは函館発が午前8時15分(丘珠着午前8時55分)と午後4時20分(同午後5時)、丘珠発が午前9時20分(函館着午前10時5分)と午後4時(同午後4時45分)。運賃は片道1万4000円で、同1万1000円の特定便割引もある。

 同路線はエアーニッポンネットワーク(A―net、同・札幌市)が単独で運航していたが、HACの参入でダブルトラック(同一路線2社運航)となった。函館市の調べでは、HACの昨年の同路線利用者シェア(占有率)は、運航期間が5カ月だったこともあり、5・6%。HACによると、同路線平均搭乗率は54%程度。冬場は30%台まで落ち込んだため、目標の60%を下回った。

 HACは「A―netとの競争よりも、2社で航空便の優位性を確立することが重要。2社で便数を増やしたりし、JR客を囲い込めるかが、今後の課題」と話している。

提供 - 函館新聞社



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