コンコード・カーライル高スクールバンドがコンサート
update 2004/4/20 10:00
Welcome to Nanae!。七飯町の姉妹都市、米国マサチューセッツ州・コンコード町から、コンコード・カーライル高校のスクールバンド94人が18日、来町した。98年4月以来6年ぶりの訪問で、25日までの滞在中、メンバーが町民の家にホームステイしながら、日本文化体験や道南各地の見学で親ぼくを深める。19日には町文化センターで七飯中、七飯高吹奏楽部と初のジョイントコンサートを開き、音楽を通じて友好の輪を広げている。
当初は昨年来町する予定だったが、新型肺炎(SARS)の影響で1年遅れとなった。スクールバンドは同州の大会で13年連続金メダルを受賞しており、その実力は折り紙付きだ。
18日に町文化センターで開かれた歓迎会には町民300人が参加。水嶋清町長が「ようこそ七飯へ。さまざまな行事を通じ、北海道や日本を大いに体験してほしい」とあいさつ。訪問の橋渡し役となった同校ディレクターのトム・カーティンさんは「古里に帰ってこれてうれしい」と、歓迎の意を示した。
この後、ホストファミリーとの対面式が行われ、ホームステイする生徒が受け入れる町民と対面し、早速仲良しになった。
今回の“メーンイベント”となる3校のジョイントコンサートは約700人の町民が見守る中で開かれ、プログラムの最後に初共演が実現。町文化センターの舞台と2階席に分かれて、七飯名産のリンゴにちなんだ「リンゴの唄」や「故郷」など4曲を演奏。場内全体を包み込むさわやかなハーモニーに、聴衆からは大きな拍手が送られた。
メンバーのうち、メレディス・イートンさん(18)は七飯について「自然が美しい。ホストファミリーも素晴らしい」と早くも好印象。セーラ・ホイドさん(17)は「新しい世界を見られるのが楽しみ。音楽があれば、言葉が通じなくても理解しあえる」と笑顔で話していた。
提供 - 函館新聞社
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