三和問題・選別作業ボランティア、全庁参加呼び掛け
update 2004/4/19 10:50
三和廃棄物処理産業(現・清算法人)の不法投棄の原状回復作業で、市環境部は18日、他部署の職員にも、七五郎沢廃棄物最終処分場でのボランティア選別作業に参加するよう呼び掛ける方針を固めた。作業は、トラックの出入りに伴う危険などを考慮し、不法投棄現場からの搬入がない日曜日に行う予定。
この日、同部が行った選別作業で、予想以上にくぎなどが少なかったことから、危険は小さいと判断。作業スペースも広く、人数が多ければ多いほど作業が進むとして、協力を仰ぐことにした。ただ、万一を考え、一般市民の参加は「要検討」としたほか、参加者には、鉄板入りの長靴を貸与するなどの安全対策を講じることにした。
同日の作業には、市環境部職員50人のほか、函館環境衛生と亀田清掃の労働組合の9人が参加。乾電池回収用のプラスチックのかごに木くずを入れるなどして、手作業で選別を行った。
午前9時から午後3時ごろまで行い、約400トンを処理。最後に岡田芳樹環境部長が「スタートとしては大成功だったと思う」と謝辞を述べた。
提供 - 函館新聞社
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