臨空工業団地、新たに11区画分譲

update 2004/4/18 12:16

 函館市は、同市鈴蘭丘町と東山町にまたがる「函館臨空工業団地」で、新たに11区画を分譲している。このうち10区画は、各3000平方メートル前後で、同団地内では比較的小規模な広さとなっている。市商工振興室では、地元企業のほか、IT産業の研究開発などで需要があるとみており、公立はこだて未来大学を軸とした産学連携の促進に期待を寄せている。

 新規分は2724―3621平方メートルの10区画と7171平方メートルの1区画。1988年に売り出された第1次分に続く「第2次第2期前期」分で、同第1期分の残り2区画(1万1458平方メートルと1万7092平方メートル)も合わせて販売、貸し付けを受け付けている。いずれも販売価格は1平方メートル1万7060円。

 貸し付けの場合は10年以内の買い取りが条件。市の「工業用地貸付制度」が適用され、年間の貸付料は、固定資産評価額の100分の1・7で、「道内の自治体で最も安い率」(同振興室)という。月額に換算すると概ね、1平方メートル当たり15円程度になる。

 新規企業を支援する側面が強く、事業が軌道に乗ってから買い取ってもらうよう配慮されている。現在、同市桔梗町の工業団地「函館テクノパーク」で、IT関連企業1社がこの制度を利用している。

 また、函館テクノパークでも、684―3276平方メートルの13区画を販売・貸し付け中で、今回の新規分などと合わせると、同貸付制度が利用できるのは26区画に上る。いずれも、土地賃貸借契約を結ぶ場合は、貸付料12カ月分を保証金として納付する。問い合わせは同振興室工業課TEL21・3315、ファクス27・0460。

提供 - 函館新聞社



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