一足早くサクラ咲く

update 2004/4/18 12:16

 日を追うごとに春色に染まりゆく中、函館市内ではソメイヨシノとフユザクラが一足早く咲き始めた。淡いピンク色のかれんな花々は緩やかな風に揺れ、目の前に迫ったサクラの季節を知らせている。

 松陰町と柏木町の町境となる桜が丘通りでは、柏木町側の1本のソメイヨシノに5輪が開花した。サクラの早咲き種ではオオヤマザクラの開花が早いとされるが、同所のソメイヨシノは市内でも最も早く咲くサクラの部類に入る。

 花は幹から直接咲いているため、サクラならではの華やかさはないが、情緒あふれる春のひとこまを作り上げている。

 北大水産学部(港町3)のキャンパスにあるフユザクラも17日までに数輪が花を開き始めた。オオシマザクラとマメザクラの交配種で、春と秋に2回咲くのが特徴。同所のフユザクラは毎年11月と4月に花を咲かせる。

 昨秋に咲いた花がらを残した枝先に、ピンク色のつぼみと淡い花が品よく並び、キャンパスに彩りを添えている。

 札幌管区気象台が発表した開花予想によると、函館と江差のソメイヨシノの開花は26日。松前町の独自予想(7日に修正)では、オオヤマザクラ22日、ソメイヨシノ25日となっている。

提供 - 函館新聞社



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