観光遊覧船「ブルームーン」が運航開始

update 2004/4/18 12:16

　函館港を周遊する観光遊覧船「ブルームーン」（１９９トン、佐藤優船長）が１７日、今シーズンの運航を開始した。午前１１時半に函館西波止場前を出港した第１便には、函館遺愛幼稚園（吉田真理子園長）の園児４８人を招待。小雨が降るあいにくの天候だったが、子どもたちは元気いっぱいに４０分間の“海上散歩”を楽しんだ。

　園児のクルージング招待は６年目。第１便には一般客を含め７８人が乗り込み、子どもたちは幼稚園教諭と父母に付き添われ乗船した。

　クルーザーが港を離れると、園児たちは船内やデッキを走り回って大はしゃぎ。窓にぴったりとほお寄せ、遠ざかる函館の街並みに歓声を上げた。

　初めて船に乗ったという入江涼ちゃん（４）=函館市青柳町=は「海は大きくて寒かったけれど、船は全然怖くなかった。また乗ってみたい」と声を弾ませた。

　ブルームーンの運航期間は１１月２３日まで。函館港内を１周する「カフェクルーズ」（所要時間４０分）と、寒川方面まで大きく回る「ナイトクルーズ」（同６０分）の２航路で、１日６―８便運航する。

提供 - 函館新聞社

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