商工会議所青年部 優良タクシーの格付け
update 2004/4/15 10:03
一部タクシー運転手のマナーの悪さが問題視される中、函館商工会議所青年部(大桃泰行会長)が、来年度以降、タクシー運転手への独自の資格認定導入を検討していることが14日、分かった。本年度中にも始まる予定のホスピタリティー(もてなしの心)向上キャンペーン「パコスマ」(仮称)の一環。優良タクシーなどを格付けすることで、イメージアップを図る考えだ。
同部が2月に市民や観光客に観光についてのアンケートを実施したところ、回答からさまざまな問題が浮かび上がったため、新たにキャンペーンを展開することにした。
中でもタクシーの資格は、函館商工会議所としての認定を模索中。従来のタクシー営業免許とは異なり、英国・ロンドンのタクシーようなサービスや情報提供に優れていることを保証するライセンスで、認定基準など詳細については今後協議する。
早ければ来年度中にも導入する意向で、ホテルのフロントなど、他の観光業にも応用する考え。函館商工会議所本体や函館国際観光コンベンション協会などとも連携し、具体案を練り上げる。
また、空港やJR函館駅に函館の情報を集約した「何でもインフォメーションセンター」(仮称)の設置も構想中。これまでの観光案内所とは異なり、観光情報だけでなく、イベント情報も集約。「お店のクーポン券なども扱えるようにしたい」(同部)と話している。
提供 - 函館新聞社
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