「散歩しながら地域パトロール」〜「犬のおまわりさん」募集
update 2004/4/14 10:40
函館市内や近郊の主婦などでつくるボランティアグループ「夢くらぶ」(新田美代子代表)は、犬の散歩に合わせて地域パトロールを行う「犬のおまわりさん」を募集している。愛犬家が飼い犬とともに地域防犯に一役買う新たな取り組みで、同グループは「愛犬仲間のネットワークに期待しており、いずれは市内全域に活動を広めたい。まずは気軽に参加してほしい」と呼び掛けている。
「犬の―」はNPO法人日本社会福祉愛犬協会(事務局・東京)が「子どもたちが犯罪に巻き込まれないように」と全国で展開している。主に朝晩の散歩時に、散歩コースや通学路などをパトロールし、空き巣、車上荒らし、ごみの不法投棄などを見かけたら速やかに警察に連絡するという手軽なボランティア活動だ。
特に会員登録などの必要はなく、参加も自由で無料。同グループはこれらの主旨に賛同し、自分たちが窓口となり、新システムを函館に持ち込むことにした。
手始めに新田代表が住む市内田家町を中心に活動を展開。「近隣には小中学校があり、たくさんの児童や生徒の通学路になっている。また、子どもたちが集まる公園もあるので、地域の不安の芽を事前に摘み取れれば」という。
今後は、犬の飼い主仲間を通してチラシなどを配布するほか、町会などに呼び掛けて参加者を募る。参加者には犬のシールを張った反射リストバンドなどを配る。
新田代表は「毎日、犬と散歩している人なら、マチのわずかな変化にすぐに気付くはず。少し注意して観察すれば、それが地域防犯につながる。散歩への負担も少ないと思うので、ぜひ協力してほしい」と話している。問い合わせは新田代表TEL090・9088・0025。
提供 - 函館新聞社
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