サクラ開花予想 函館、江差は28日

update 2004/4/8 11:05

 札幌管区気象台は7日、今年の北海道地方のサクラの開花予想(第1回)を発表、函館と江差のソメイヨシノの開花は共に今月28日で、平年より5日早くなるとした。北海道全体では、平年並みか平年より早くなる見込み。

 北海道の2月からこれまでの気温は、3月上旬に平年より低かった時期があったが、全般的には高く推移した。今後の気温も、ほぼ平年並みの予報となっていることから予想した。

 函館は五稜郭公園内、江差は東山町にある標本木を基準としており、開花は標本木の花が5、6輪開いた状態を指す。開花平年値は共に5月3日で、今年は平年より5日早い。函館は昨年と同日で、江差は昨年より1日早くなる見通し。満開は開花から3、4日後。

 道内のこのほかの地点では、室蘭(ソメイヨシノ)が5月5日で平年より3日早くなっているほかは、開花平年値の前後2日に収まっている。札幌(同)は平年より1日早い5月4日、旭川(エゾヤマザクラ)は平年と同じ5月7日、帯広(同)は平年より1日遅い5月8日。サクラ前線の終点とされる根室(チシマザクラ)は、平年と同じ5月20日となっている。

 2回目の開花予想は14日に発表される。

提供 - 函館新聞社



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