グリーンプラザ整備終了 市民の新たな憩いの場に

update 2004/4/7 10:10

 函館市が3カ年計画で取り組んでいた「はこだてグリーンプラザ」(松風町市道広小路、全長330メートル)の整備が、昨年度のAブロック完成で、すべて終了した。既に整備済みのB、Cブロックとともに安らぎのある空間が広がり、市民の新たな憩いの場に生まれ変わった。市は本年度から、エアテントなどをイベント利用者に貸し出すことにしており、大門地区のさらなる活性化に期待している。

 同プラザは1973年の造成から老朽化が進んだため、99年度に整備基本計画を策定。2001年度から総事業費約4億5000万円で整備に着手し、01年度にさいかデパート跡地に隣接するBブロック(長さ108メートル、幅14・5メートル)、02年度に市役所寄りのCブロック(長さ100メートル、同)をイベントスペースとして整備した。

 昨年度は函館中央郵便局寄りのAブロック(長さ122メートル、同)を、総工費1億5400万円で整備。以前あったステージを撤去し、「緑の市民広場」としてベンチや遊具、水飲み場などを設けた。また、74年に函館出身の漫画家、川内康範さんから寄贈された「月光仮面」のモニュメントも、整備を機にお色直しし、案内板を設置するなどした。

 市は今後、地元商店街や町会、市民団体などへの呼び掛けに加え、本年度からイベント時にエアテントや音響設備を貸し出し、さらなる利用促進を図る。また、Aブロック周辺に特別養護老人ホームや高齢者向け優良賃貸住宅が立ち並ぶことから「都市居住者の憩いのスペースになれば」(商工観光部)と話している。

提供 - 函館新聞社



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