松前町長に前田氏初当選 木古内町は大森氏再選

update 2004/4/7 10:10

 【松前・木古内】前町長の死去に伴う松前町長選が6日、告示され、昨年11月の衆院選道8区に出馬した元道職員、前田一男氏(37)=無新=が無投票で初当選した。また、任期満了に伴う木古内町長選も同日、告示となり、現職の大森伊佐緒氏(50)=無現=が同じく無投票で2選を果たした。

 松前町松城にある前田氏の選挙事務所には、午後5時過ぎに当選の一方が入り、約100人の支持者から大きな拍手が沸き起こった。

 前田氏は支援者を前に「漁業と観光資源を最大限に活用し、全身全霊を懸けて、歴史ある松前の潜在力を生かしたい。これまでの支援に感謝するとともに、皆さんの期待に応えたい」と、1期目への抱負を力強く語った。

 一方、木古内町本町の大森氏の選挙事務所には、午後5時過ぎに当選の知らせがあり、約100人の支持者から一斉に歓声が上がった。

 大森氏は「有権者の『大森よ、もっと木古内のために働いてくれ』という声なき声が、聞こえてくるよう。市町村合併など、山積する諸問題に全力で当たりたい」と、2期目へ懸ける思いを語った。

 松前町長選は今回、函館の海洋研究家が出馬を表明し、元町長の現町議が立候補を検討するなど、選挙戦突入が有力視されていた。しかし、2人とも告示を前に立起を断念、前田氏が無投票で初当選を決めた。

 木古内町長は現職のほかにも、一部で立候補を検討する動きが見られた。ただ、具体的には出馬にいたらず、無投票による大森氏の再選が確実視されていた。

提供 - 函館新聞社



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