未来大学入学式、新入生303人希望を胸に
update 2004/4/6 10:12
公立はこだて未来大学(中島秀之学長)の2004年度の大学・大学院合同入学式が5日、函館市亀田中野町の同大で行われた。本年度は複雑系学科81人、情報アーキテクチャ学科176人、大学院に46人が入学。新入生303人は期待を胸に式典に臨んだ。
中島学長が「自ら学ぶ姿勢を持ち、自分の優れている個性を引き伸ばしてください」とあいさつ。大学を運営する函館圏公立大学広域連合の井上博司連合長(函館市長)は「学び得た豊かな感性と創造性で、地域づくりに参画してほしい」と激励した。
続いて、学生代表の寺島歌織さん=岩見沢出身=(18)が「仲間とともに最先端の学問を学びたい」と誓いの言葉を述べた。
新入生のうち、広域連合を組織する函館圏(函館市と近隣4町)の出身者は、編入学を除いて、昨年比4人増の34人で全体の11・2%。道内出身者は、同19人減の127人で41・9%だった。
大学院生は昨年より32人増え、本年度の全新入生が同大学で学士号を取得した卒業生という。
同大は、2000年4月に国内初の複雑系専門学科を備えたシステム情報学部だけの単科大学として開校、昨年4月に大学院のシステム情報科研究科を創設した。
提供 - 函館新聞社
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