国道5号バリアフリー化工事 函館駅前、若松町―亀田町完成

update 2004/4/6 10:11

 函館開発建設部が進めている国道5号の歩道バリアフリー化工事で、JR函館駅前340メートルと、函館市若松町―同亀田町間2・5キロの整備が完了した。歩道の段差、傾斜を直し、排水性舗装に改修。函館駅前は電線を地中に埋め、若松町―亀田町にはツツジ800本を植樹するなど、景観への配慮も施している。

 バリアフリー化工事は2002年度に着手し、総事業費15億円。歩道の段差や凸凹を無くしたほか、こう配を2%から1%に改修し、傾斜を緩やかにした。「水のたまらない排水性鋪装にすることで、雨の日でも歩きやすい歩道を整備した」(工務課)という。

 函館駅前は電線の地中化で電柱が姿を消し、街並みがすっきりに。若松町―亀田町は電柱を移設させ、車いすが通行しやすい道幅を確保し、ツツジの植樹で沿道景観の向上を図った。

 亀田以北については、国道5号4車線化工事に併せて、バリアフリー化を進めており、既に一部が完成。JR五稜郭駅前(亀田本町)―亀田本町13間0・8キロを残すだけになっている。

提供 - 函館新聞社



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