ＪＴＢ函館支店が本町へ移転

update 2004/4/5 10:14

　旅行最大手、ＪＴＢ（本社・東京）の函館支店が１２日、函館市梁川町１６の損保ジャパン函館ビルから、同本町６の函館第一生命ビルディング１階に移転する。移転先は、札幌銀行五稜郭支店跡で、都心部に近づく分、利便性が向上。駐車場を確保し、対面カウンターも増設する考えで、待ち時間短縮など、顧客サービスを拡充する。

　ＪＴＢ函館支店によると、移転は、周辺施設の関係上、駐車場の確保が難しくなったことが主な理由。移転先は８台分を用意した。店内の広さは２７５平方メートルで、現在とほぼ同じ。内装は落ち着いた色を使用し、高級感を演出する。「旅行はもともと高額商品。商品に見合ったディスプレーを意識した」と説明している。

　サービス面では、利用客の待ち時間を短くするため、対面カウンターを４つ増やし１４席にする。カウンター担当職員以外も接客に当たる予定で、「お客さまを待たせず、できる限り素早く対応したい」と話している。

　営業時間はこれまで通りで、平日が午前９時半―午後６時半、土曜日が同５時半まで。

提供 - 函館新聞社

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