函館中央署 犯罪情報メール配信開始
update 2004/4/2 11:17
函館中央署と函館中央地区防犯協会は1日、犯罪情報などを電子メールを利用し発信する情報システム「函中タイムリーネットワーク」の運用を始めた。午前10時の運用開始にあたり、賀川哲二署長から、交通事故被害ゼロなどを呼びかけるメールと、同署員らが作製した「入学おめでとう」とのメッセージ入りちらしが管内の小学校、全52校に一斉送信された。
同システムは不審者や通り魔、ひったくりなどの情報をインターネットを利用し、教育機関などのパソコンのメールアドレスや、教諭などの携帯電話のメールアドレスに提供するサービス。
市内では3月1日から函館西署と函館西防犯協会が、同様のサービスを行っており、運用開始から1カ月で約390人の登録者を集めるなど、好評を博している。「函中タイムリーネットワーク」の1日現在の登録数は、教育機関、防犯ボランティア、金融機関、郵便局など178件。
賀川署長は「犯罪への迅速な対応を地域住民に促すとともに、(管内全体の)犯罪抑止、事故防止に貢献していきたい」と期待している。
5月に予定する合同会議では、両メールサービスの最善の運用方法を探る予定だ。 企業や、地域住民など個人の登録、配信も可能。ネットワークについての問い合わせは中央署TEL54・0110
提供 - 函館新聞社
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