高松町に国内最大規模の岩盤浴場4月中旬オープン
update 2004/4/1 10:12
遊戯業の五洋(本社・函館市五稜郭町、岸本憲明社長)は、4月中旬に岩盤浴場「丘の上温泉『富士』岩盤風呂」(高松町575)をオープンする。1月26日に閉館した温泉浴場「天然温泉湯寶(ゆうほう)」の建物を改築。温泉施設部分はほぼそのままに、岩盤浴場を新設する。温泉の入浴は月定額制を導入し、固定客の獲得を図る。
敷地面積は約5300平方メートル、建物は鉄筋造り平屋で、延べ床面積は約1600平方メートル。市内の不動産会社が所有していたが競売にかけられ、昨年11月に五洋が約7200万円で落札した。
新施設は2月上旬の着工で、工事は4月上旬に完了する。改修費は約1000万円。オープン後は1カ月の利用3万人、売り上げ1710万円を目指す。
新設する岩盤浴施設は元の飲食スペースを改築。男女別室で、男性15床、女性26床で「道内はもとより国内でも最大規模」(同社)という収容量。上ノ国町産で赤外線照射率の高いシリカ原石を使用し、他店との差別化も図る。温泉施設は、衛生上の配慮からジャグジー風呂をなくし、洗い場を拡張する。
温泉施設利用に当たっては、月9000円の定額で家族全員が使用可能な入浴券を発行。通常は交代での利用のほか、月1回定められた日には4人まで同時に利用できる。このほか、バーベキュー大会など会員イベントも企画するという。
同社は、「湯寶を利用していた人が工事を知らずに来るなど、ニーズが高い地域。常連が特をするなシステムなので、たくさんの人の利用が期待できる」と話している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。