朝市すずや食堂が土方丼を新発売
update 2004/4/1 10:12
函館朝市のすずや食堂(本社・函館市若松町、鈴木悦雄社長)は「観光客に函館をもっとアピールしよう」と、NHKのテレビドラマ「新選組!」にちなんだ土方丼を考案、2日から発売を開始する。イカやウニなど、函館近海の海の幸をふんだんに盛り、「誠」の文字を描いた厚焼き玉子を乗せる。1日10食限定だが、同店は「人気が出ればもっと増やしますよ」と意気込んでいる。
注目度の高い土方歳三を丼にしようと、2月から新メニューの製作を考案。同店の小野誠一料理長がアイデアを出し、3月下旬に完成した。
イカ、ウニ、イクラ、ホタテ、カニの5種類の海の幸のほか、イカスミマヨネーズで誠の文字を入れた厚焼き卵、五稜郭を型取った5角形のニンジンをバランスよく配置。刀をイメージしたズワイガニは斜切りにし、2本が交わるように置いた。
「一番苦労したのは誠の文字」と小野料理長。金属の焼き印を利用することも考えたが「誠」は特別注文になるため、春の書き入れ時に間に合わず断念。卵だけで4日間も悩んだ末に、マヨネーズとイカスミにたどり着いた。
そんな苦労と工夫が詰まった一杯は「ボリュームたっぷり」(同店)の価格は1890円。朝市の1、2号店で同時に発売する。営業時間は午前6時―午後1時。
提供 - 函館新聞社
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