日銀山沢新支店長会見
update 2004/3/31 10:02
日本銀行函館支店の山沢光太郎・新支店長(47)が30日着任し、京都支店長に転じる市原好二・前支店長とともに同支店で記者会見した。山沢支店長は「道南でも景気回復の動きが芽吹いている、微力ながらこうした動きをサポートしたい」と抱負を語った。
山沢支店長は、前職が国際金融情報センター総務部長で、世界各国の金融市場の調査などを行ってきた。その経験を踏まえ、道南経済の回復のキーワードに(1)チャレンジとリスクテーク(2)付加価値の想像力(3)国際性―の3つを提示。特に国際については「函館は昔から国際色豊かな地域。地理的にロシアに近いので、その特性を生かしてほしい」と述べた。
一方、函館を後にする市原前支店長は「わたしの在任中、景気の回復感は見えなかったが、新幹線問題や国際水産・海洋都市構想など、いい素材が動き始める気配。函館市という狭い物差しで考えるのではなく、道南全体で地域づくりを進めていただきたい」と、道南の経済関係者にエールを送った。
提供 - 函館新聞社
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