地域再生タウンミーティング、改革特区などで対話
update 2004/3/29 10:11
地域再生をテーマに小泉純一郎内閣の閣僚と国民が対話する「地域再生タウンミーティング イン 函館」が28日、函館市湯川町1の花びしホテルで開かれた。中川昭一経済産業相、金子一義地域再生担当相が出席し、構造改革特区「マリン・フロンティア科学技術研究特区」などについて意見を交換した。タウンミーティングが渡島、檜山管内で開かれたのは初めて。
市民252人が参加。函館国際観光コンベンション協会の沼崎弥太郎会長と函館商工会議所青年部の大桃泰行会長が地元を代表して質問したほか、来場した会社員や大学生ら9人が政府の方針を聞いた。
中川経産相は「函館国際水産・海洋都市構想」などへの国の支援策を問われ、「国が何をしてくれるのかではなく、国に何をしてほしいかが結論。メニューはいっぱいそろえている」と受け身の姿勢を指摘。観光面では政府として地方空港の入国手続きの簡素化に取り組む考えを示し、「世界中で観光に力を入れているなか、差別化が必要。サービスなど努力することがもっとある」と苦言も呈した。
金子担当相は「函館は潜在能力がある地域。水産と観光を結びつけ成長する余地があり、ぜひ応援したい」と激励した。
提供 - 函館新聞社
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