金子特区担当相が来函、北大水産学部など視察

update 2004/3/28 17:18

　金子一義地域再生・構造改革特区担当相が２７日午後、函館市内の北大水産学部マリンフロンティア研究棟（港町３）など、市の「マリン・フロンティア科学技術研究特区」関連施設２カ所を視察した。

　金子特区担当相は、２８日に市内で開かれる「地域再生タウンミーティング」に出席するため函館入り。担当する構造改革特区にかかわり、市が昨年８月に認定を受けた同特区の関連施設のうち、同研究棟と道立工業技術センターを視察した。

　このうち、北大水産学部では山内皓平学部長の案内で、地域との共同研究スペースとして新たに整備された同研究棟を視察。山内学部長から、道内外の１７社から共同研究の打診が来ていることなどについて説明を受けた。

　山内学部長によると、金子特区担当相は「報酬や勤務時間など、教授陣がメリットを感じられるような産学官連携を進めるために、制度をもっと良くしたい」などと話したという。

提供 - 函館新聞社

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