函館大火を知ろう

update 2004/3/28 17:18

 函館市青柳町の市立函館博物館(佐野幸治館長)は27日、小学生向け講座「函館大火を知ろう」を開いた。約20人の親子らが、当時のフィルムなどを見ながら、函館大火について理解を深めた。

 函館大火は、1934(昭和9)年3月21日に発生。2万4千186戸を焼き、2000人以上の死者を出した。同館は、この大惨事を今の子供たちに知ってもらい、防火意識の向上に役立ててもらおうと企画した。

 講座では、同館の保科智治学芸員(歴史担当)が「函館の大半が燃えてしまい、小学生らは学校に行くのも困ったほどでした」と、大火の概要を説明した。

 子供たちは、当時の惨状を写した無声フィルムを見ながら、大火の恐ろしさを学ぶと同時に、復興に向け一丸となる市民らの姿を見つめていた。

提供 - 函館新聞社



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