道銀が電子決済導入を契約
update 2004/3/28 17:17
北海道銀行(本店・札幌市)は27日までに、手形に変わる電子決済方法「一括決済システム」を導入する契約を、建築業道南大手の今井工務店(本社・函館市西桔梗町、山田喜久雄社長)と交わした。取引業者への支払いを、道銀が連帯債務者になって相手方に振り込むサービス。同社は6月支払い分から実施する予定。道銀は、さらに導入を広げていく方針。
同サービスは3年ほど前から全国の銀行などで導入され始めた。道銀ではこれまでに、ホームセンター全国大手のホーマック(本社・札幌市)など他4社と契約している。
同システムは、取引業者から商品納入があると、手形を発行する代わりに、インターネットなどを使い、道銀へ支払いデータを通知。道銀が業者に内容を知らせ、期日に代金を支払う仕組み。取引業者が期日前に代金受け取りを希望すると、手形割引と同様に前払いも可能だ。
導入企業は、基本料金と取引数に応じた手数料が必要となるが、手形発行時の事務負担を軽減するほか、印紙代が節約でき、「全体ではコスト削減になる」(道銀)。取引業者は集金事務の合理化が図れるほか、受け取り銀行を自由に指定できる。
提供 - 函館新聞社
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