地域の安全に関する協定

update 2004/3/28 17:16

　函館中央署（賀川哲二署長）、函館西署（山本忠輝署長）と北海道ガス函館支社（谷澤廣支社長）は２６日、管内の防犯と犯罪検挙率向上を目的とした「地域の安全に関する協定」に調印した。道警と北ガスがこうした防犯協定を結ぶのは全道で初めて。

　協定によると、北ガスの社員が業務中に管内各地で見聞きした不審者や不審車両、交通標識破損などの情報を同署に積極的に通報する。両署は、北ガスの防犯や交通安全講話など各種安全施策に協力していく。

　両署は、各管内での空き巣や車上狙いなどの刑法犯認知件数が年々増加していることから、地域の治安を守るには民間との連携が不可欠と判断。地域住民の生活に密着し、広範なネットワークを有する同社との締結を決めた。

　函館中央署で開かれた協定書調印式で、同署の賀川署長は「犯罪の予防と検挙のために、北ガスと一体になった取り組みが必要」、谷澤支社長は「安全、安心な地域づくりに協力したい」と、それぞれあいさつした。

提供 - 函館新聞社

前のページにもどる　　 ニュースをもっと読む

ご注意：
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。